G-COMPLEx|「しっかりしたパフォーマンスを見せれば認めてもらえる」と思ったので、頑張りました!

昨今のアイドル界は“解散ラッシュ”の様相を呈している。たしかに、ここ数ヶ月でもバニラビーンズ、ベイビーレイズJAPAN、ベボガ!、PASSPO☆、AIS、チャオ ベッラ チンクオッティなどが、さらに少し遡れば、GEMやアイドルネッサンスなどが解散。また、この11月にはX21が、来年2月には妄想キャリブレーションが活動を終えることとなっている。この数年間シーンを牽引し、“アイドルブーム”に貢献してきたグループが相次いでその活動に終止符を打っているのだ。

だが、筆者はこの状況を決して悲観的な目だけで捉えてはいない。解散があれば、新たなグループも生まれている。また、解散したグループのメンバーも新たなグループの一員として、あるいはソロという形で、再びシーンに新たな血を送り込もうとしているのだ。いわばこれは“新陳代謝”という循環であり、それはある意味、それだけシーンが長く持続していることの証左なのではないだろうか。考えてみれば、昨年の春頃にも“解散ラッシュ”があり、その時は筆者も少々悲観的にもなったりしたものだが、いくらかの多寡はあれども、毎年そうしたことが繰り返されてきたように思う。さらに言えば、SNSなどで情報収集していると、有名無名グループを含めると、まさに毎日のように解散、卒業、脱退が報じられており、同時に、毎日のように新しいグループも生まれている。まさに“血”が入れ替わっているのだ。

だが、ネガティブに捉えざるを得ない側面もある。それは優れた楽曲が埋もれてしまう可能性があるということだ。グループが解散してもメンバーはシーンに戻ってくることができるが、楽曲は権利関係などの諸問題があり、封印されてしまうケースが少なくない。もちろん、残された音源でそうした名曲を楽しむことは可能だが、やはり“ライブアイドル”の醍醐味はライブ。そうした名曲をライブで体感できなくなるのは、やはり大きな損失である。

そんな中、そうした名曲を歌い継ぐグループとして今大きな注目を浴びるのが、このG-COMPLExである。GALETTeの「She is WANNABE!」や「Neo Disco」、そして「じゃじゃ馬と呼ばないで」といった楽曲群を、さらにはそれらの作曲者である筑田浩志が書き下ろしたオリジナル曲をレパートリーとし、“ガールズファンク”を標榜するグループだ。

例えば、ひめキュンフルーツ缶のようにメンバーを一新しながら「例えばのモンスター」といった名曲を歌い継ぐグループや、There There TheresのようにBELLRING少女ハートから改名しながら「the Edge of Goodbye」といった名曲を歌い継ぐグループはあれど、G-COMPLExのように、特定のグループの楽曲やサウンドを母体も名称も全く異なるグループが継承するケースは、極めて稀なのではないだろうか。

G-COMPLExは、オフィシャルに謳われているように、「公式にGALETTeやGIRLS4EVERのガールズファンクを継承」するグループである。GIRLS4EVERは、SMAP「青いイナズマ」の作曲者としてしられる林田健司がプロデュースしたガールズファンク・ダンス&ヴォーカルユニット。G-COMPLExの桜庭かすみと八木くるみがかつて在籍しており、GIRLS4EVER解散直後に、桜庭と八木を迎え、「そのコンセプトを継承」する形でG-COMPLExがスタートした。いわば、There There Theresのような“改名”する形でその母体となったグループのサウンドを受け継いでいる側面もあるのだ。

そういう意味でも、G-COMPLExは「GIRLS 4EVERのスピリットを受け継ぐ桜庭と八木が、新たにメンバーを加え、伝説と化したガールズファンクのアイドルグループ、GALETTeの楽曲を引き継ぐ」という“二つの継承”を標榜するグループであると言えよう。インタビューでも言及されているとおり、それら二つの“G”の“複合体(complex)”なのだ。先述の筑田楽曲を中心に、林田健司のペンによるGIRLS4EVERの「Down the Line」、あるいはSPEEDのプロデューサーとして知られる伊秩弘将が書いたGALETTeの「Brand-New Style」「至上の愛」などを、これまでにステージで披露してきている。ガールズファンクのスペシャリストたちの楽曲を歌い継ぐことで、アイドル文化が生んだ名曲の伝承に寄与しているのだ。

そして、彼女たちの魅力はなんといっても、そうした名曲を臨場感たっぷりに再現するライブである。筑田流ファンク(古典ファンクの写実的かつ懐古的な再現ではなく、かといって最先端のビートに寄せたエッジの効きすぎたものでもなく、彼独自の咀嚼によってその機能性を抽出し、普遍的なダンスミュージックへと再構築したものだ)の溌剌としたビートに乗って、あたかも“永久機関”のごとくアンストッパブルに歌い踊る。その迸る躍動感ときたら! 一度ステージを観れば、圧倒されること請け合い。そして、それだけ動きながらも、起伏に富んだ筑田メロディをブレることなく歌いこなすのも驚きである。

2018年4月15日結成ゆえに活動期間はまだ半年。7月1日に檜森ももかを迎えて現在のラインナップとなり、都内を中心に全国各地で精力的にライブを行いながら、その弾けるようなグルーヴでぐんぐんと知名度を上げてきている。

10月27日には「筑田浩志トリビュートライブ in Tokyo」に出演、翌28日には、同じく筑田プロデュースの九州女子翼とのツーマンに臨むなど、熱いライブが目白押し。そして来年4月15日には一周年ワンマンライブも控えており…。そんな彼女たちにインタビューを敢行。現在療養中のYu-kaを除く、桜庭かすみ、八木くるみ、檜森ももかの3人にお話を伺った。

ライブでは常に動いてますね(桜庭)

――まずは、G-COMPLExとはどういうグループなのか、ご説明いただきたいと思うのですが…。

八木くるみ(以下:八木):G-COMPLExは、GALETTeさんとGIRLS4EVERのガールズファンクを継承したグループです。「スピード感」「疾走感」「Groove感」があるグループで、歌もダンスも激しめですね。

――「スピード感」と「疾走感」というのは、どう違うんですか???

桜庭かすみ(以下:桜庭):「スピード感」と「疾走感」は…。難しい質問ですね(笑)。

――突っ込みますよ、こういうところ(笑)。

桜庭:「スピード感」は…

八木:速い!

桜庭:「疾走感」は…

檜森ももか(以下:檜森):「駆け抜ける」イメージですかね…。難しいですね。

――「スピード感」は数値的な「速さ」を表していて、「疾走感」は常に動いているような躍動感も含んだ「速さ」という感じでしょうか?

桜庭:そうですね。ライブでは常に動いてますね。

檜森:静かになるところはないですね。

八木:ないよね。ずーっと動いてます。

――ライヴはまだ数回しか拝見していないんですが、ホントにずっと動いていて止まらない感じですよね。疲れるだろうなぁ、って見ていました。

八木:でも、ライブ中はアドレナリンが出てるので、全然しんどくないです。

――そうですか。終わった後とかは?

檜森:終わった後は汗だくですね。

桜庭:汗が止まらない。

――でも1日に2本3本とやられることもありますよね?

檜森:全然大丈夫です。

――ところで、G-COMPLExという名前なんですけが、これにはどういう意味があるんですか?

八木:「G」が、GALETTeさんの「G」とGIRLS4EVERの「G」っていうのをコンプレックス…

桜庭、檜森:コンプレックス(笑)、

八木:「G」を混ぜた、みたいな(笑)。

――「コンプレックス」っていうと、いわゆる「コンプレックス」とか「固定観念」「強迫観念」という意味もあれば、「複合体」という意味もあって…。

一同:そうですね。

――それを合わせたということですよね。で、やっぱり「x」が小さくなってるっていうのは…

一同:GALETTeさんの「e」に合わせてです。

――なるほど。で、先ほどもおっしゃいましたが、GALETTeとGIRLS4EVERを公式に継承してるとのこと。そういうコンセプトは、皆さん事前に聞かされていたんですか?

一同:はい。

――そういうコンセプトをどう思いました?

八木:元々くるみとかすみさんはGIRLS4EVERでそういったファンク系の曲をやっていたので、「GALETTeさんの曲ができる」ってことを聞いた時はすごい嬉しかったです。

――そういう意味では、GALETTeのようなジャンルの曲はお好きだったというか、やりたかったという感じですか?

一同:はい。

八木:やりたかったです。

――でも、GALETTeって思い入れの強いファンの方もたくさんいらっしゃると思うんですが、プレッシャーみたいなものは感じなかったですか?

桜庭:最初はありました。

八木:お披露目の時は「どういう反応がくるのかなぁ」といった不安もあったんですけど、「しっかりしたパフォーマンスを見せれば認めてもらえる」と思ったので、頑張りました!

――では、初めてG-COMPLExとしてステージに立った時は、しっかりと準備して、自信もあったわけですね?

八木:そうですね。たくさん練習したので。

桜庭:私も最初は「いろいろ思われるだろうな」とは思ってました。やっぱりGALETTeさんを思う気持ちが強い人たちからは「ええ~、そんなユニットどうなのかな」って思われるだろうなと。でも、「歌い継いでくれる人がいて嬉しい」と思う人もきっといるだろうなと思ったので、そこは気持ちで負けないように自信を持ってやっていこう、と思うようにしました。

――檜森さんはその時はまだいらっしゃらなかったんですよね。

檜森:はい。G-COMPLExには7月1日に加入しました。GALETTeさんは前やってたグループの時に見させていただいてて、それで「すごいな」と思ってて。まさかそのGALETTeさんの曲をできるなんて思ってなくて…。どの曲もいい曲で、ファンの人の思い入れもあって…。そんな曲を歌わせていただけて、すごいありがたいです。だからGALETTeさんのファンの人にも、もっともっと認めてもらえるような、GALETTeさんの曲を歌って認めてもらえるようにはなりたいなって思いました。

――G-COMPLExのお披露目ライブは観られたんですか?

檜森:いえ。観てないです。

――では、そもそも皆さんどういうふうに集まったというか、集められたというか…。どういう経緯でG-COMPLExが結成されたんでしょうか?

桜庭:大人の人たちから呼び寄せられました(笑)。

一同:(爆笑)

桜庭:先ほど言ったみたいに、私とくるみはGIRLS4EVERで活動していたんですが、その縁があってというか…。そこで「こういうユニットをやるんだけど、もし良かったらやらないか?」という風にお誘いをいただいて、「是非お願いします」とお答えして、やらせていただくことになりました。

――G-COMPLExのお披露目が4月で、GIRLS4EVERも割と直前まで活動してたんですよね?

桜庭、八木:はい。

――じゃあ、すんなりと新しいグループに移行した、と。失業することなく(笑)。

八木:そうですね(笑)。元々N-FlavoRの一部のメンバーがGIRLS4EVERも兼任していたんですよ。くるみはGIRLS4EVERだけで…。

桜庭:私はGIRLS4EVERとN-FlavoRを兼任していて。

八木:で、GIRLS4EVERが解散になって、兼任していたN-FlavoRのメンバーはN-FlavoRに一本になって、という感じです。

――で、そのお披露目が4月15日にあったわけですが、その前日にも何かあったんですよね?

桜庭、八木:はい。プレお披露目が。

――プレお披露目というのは何だったんですか?

八木:「ジーコン、こういう曲やるよ」みたいな。「こういう活動していくよ」みたいなのを、前日に少し見せたというか…。

――その時はGALETTeの曲を継承するってことは公言していたわけですよね?

マネージャー:言ってはいましたけど、その日はGALETTeの曲はやりませんでした。

桜庭:オリジナル曲を2曲やりました。

――なるほど。それは対バンみたいなのに出たという感じですよね?

八木:そうですね。

――で、翌日に本番のお披露目となったわけですが、いかがでしたか?

桜庭:お披露目の時にすごい感じたのは……GALETTeさんの楽曲のイントロが流れた瞬間のお客さんの反応がすごくて! 「うおおお!」みたいな。もう、それがすごい嬉しくて。すごい喜びとか楽しさとか、そういう記憶が強く残ってます。

――その1曲目って何をやられたんですか?

桜庭:ライブの1曲目は…。オリジナルをやったんだよね? 確か…。覚えてない(笑)。

八木:「G to G」だった気がする。

桜庭:うん、「G to G」だ。で、MCで自己紹介とか「これからよろしくお願いします」というのを言って、その後「これからGALETTeさんの曲を歌わせていただきます」って言って、「Brand-New Style」と曲名を言って、イントロが「デュデュデュデュ♪」って鳴ったら、もうワーー!って感じでした。

――八木さんはいかがでした?

八木:やっぱりステージに立つ前はすごいドキドキして、何かもう「どうなっちゃうんだろう」と思ったんですけど。ステージに立って、お客さんがすごいいっぱい来てくれてて…。それを見て「これからここで本当に頑張っていこう」という強い気持ちになりました。

――終演後の特典会ではファンの方からも直接いろいろお話があったと思うんですが、どんな反応がありましたか?

八木:「楽しかったよ」とか。結構いい反応だったので良かったです。

桜庭:GALETTeさんのファンだった方とかも結構来てくれてたので、その人たちに「楽しかった」「パフォーマンスもしっかりしてた」「またライブ来るね」って言ってもらえたのがすごい嬉しかったです。

――当日は盛り上がりがすごくて、皆さんのアドレナリンもすごく出てって感じで、その時にはちょっと分からなかった部分もあると思うんですが、後から振り返って、例えば反省点とかありました?

桜庭:う~ん。でも、練習期間がかなり短かった割には、お披露目の時はそれなりのパフォーマンスはできたかなとは思うんですけど…。でも、後から映像とか見て振り返ると“激しさ”がまだ足りてないなみたいな。ちょっと何か「上手にやらなきゃ」みたいな感じが見えるなって。その後、「激しさを見せよう」といったことを考えながら色々と工夫していったんですが、今思うと、最初の頃はまだまだ足りなかったかなと思いますね。

――なるほど、まだ“爆発”が足りなかったと。

桜庭:まだまだでした。

八木:今に比べるとやっぱり動きの激しさが足りなかったと思いますね。

エゴサすると「ジーコンの曲いい」みたいなツイートは結構見ます(八木)

――お披露目からまだ6カ月ぐらいしか経ってないんですよね?

桜庭、八木:そうですね。

――檜森さんにいたってはまだ…

檜森:3カ月しか経ってないです。

――どうですか?この6カ月、3カ月を振り返ってみて。

八木:6カ月って聞くと「ああ、まだまだか」みたいな感じなんですけど、みんなそれまでの活動がそれなりに長いので、6カ月だけどちょっと焦りというか…。

――焦りですか!?

八木:はい。「どうやったらもっと皆さんにライブを観てもらえるだろう」とか「これからどうしたらいいんだろう」みたいなことは色々考えたりします。

――あぁ…。でも今グングン来てるじゃないですか!

一同:ありがとうございます。

――そんな感じはしないですか??? 筑田さんの楽曲を歌っているというのもありますし、80年代90年代のファンクやディスコって、今流行りでもあるじゃないですか。そういったサウンドを標榜するジーコンって、結構耳の肥えた人たちに引っかかってるような印象もあるんですけど。

八木:そうですね。Twitterとかでたまにエゴサするんですけど…

――たまにですか?(笑)

八木:いや、結構してます(笑)。エゴサすると「ジーコンの曲いい」みたいなツイートは結構見ます。GALETTeさんの曲もそうですし、ジーコンのオリジナル曲もすごいいいってツイートを。そういうのは励みになってます。

――なるほど。焦りもありながら、そういうので励みにもなっている、と。桜庭さんは振り返ってみてどうですか?

桜庭:この6カ月間で色んな経験があったので、「まだ6カ月しか経ってないんだな」っていう感じがします。ワンマンライブも1回やって、メンバーもみんな生誕祭やりましたし。夏はとにかく忙しくて、ライブもたくさんやりました。Zeppとか大きなステージに立たせていただいたり、お台場のイベントに出させていただいたり、江ノ島に行って海でライブしたり…。もういろいろと思い出ができてるので「まだ半年か」っていう感じですね。

――そういう意味では、すごい濃い6カ月を過ごしてきたわけですね。

桜庭:濃かったですね。

――檜森さんは?

檜森:いや~、3カ月しか経ってないんですけど、やはりもっとたくさんの人にジーコンを知ってもらいたいし、もっともっと有名になりたいなっていうのを、最初からずっと思ってて…。で、加入して1カ月ですぐワンマンだったんですけど、すごい不安があって…。まあ今も不安はあるんですけど、それ以上に「もっと知ってもらいたい」って気持ちが強くて。本当に「ジーコン、有名になりたいな」ってずっと思ってます。

――そんな中、さきほども少し話が出ましたが、8月にワンマンをやられました。

一同:はい。

――これはいかがでしたか?

檜森:はい。動員150人が目標だったんですけど、「集まってくれるかな」ってずっと不安で…。で、150人を突破できて、こんなにたくさんの方が来てくれてすごい嬉しかったですし、本当に幸せな時間でした。

八木:東京に出てきてワンマンやるのが初めてだったんですよ。で、ワンマンを観に来てもらうために色々告知とかもしたんですけど、こんなにたくさん来てくれるとは思ってませんでした。でも、いざワンマン当日ステージに立ってみたらすごいたくさんの方がいて…。みんな笑顔で観てくれて…。もう、すっごい嬉しかったし、楽しかったし、このワンマンをきっかけにジーコンを好きになってくれる方もいたので、すごいいい思い出ですね。

桜庭:私は、もう暑かったっていうのがすごい印象に残ってて(笑)。会場にお客さんがたくさん入ると熱気がすごいこもっちゃって、ステージ上も照明とかですごい暑くて。暑いだけで体力も奪われますし、ライブ自体もノンストップで、前半5曲ぶっ通しとかそんな感じだったんで、「大丈夫かな?これ」みたいに思ったんですよね(笑)。正直ちょっと体力的に厳しいところもあったので…。ずっとマイク持ってるのも途中から辛くなってきちゃって(笑)。筋トレとかをもっとした方がいいなとか、もっと体力をつけないとか、もっと曲が増えた時に今の自分の身体では対応できないなとか…。でも、すごく楽しかったですし、何かそういう課題は自分で見つけられたので、いい経験になったなって思いました。

――1stワンマンは映像で拝見したんですけど、あれで大体90分ぐらいでしたよね?

一同:はい。

――もちろんMCとか随所にはあるんですけど、本当にずっと止まらずやってるみたいな感じがあって。よく90分もやりましたね。

八木:でもステージ立っちゃうと、「つらい」というより「楽しい」って感じでした。めっちゃ汗かいて。たぶんすごい汗飛んだと思うんですよ、お客さんに(笑)。すごい申し訳ないなと思うんですけど(笑)。

――いや、お客さん、嬉しいんじゃないですか?(笑)

八木:(笑)。でも、ライブやっててすごい気持ち良かったです。

――「やりきった」って感じですか?

八木:はい。

――終わった後に筋肉痛になったりとか???

八木:どうだろう?

桜庭:あったかな?

八木:あ、なった(笑)?

桜庭:あったような。お尻とか。

八木:お尻(笑)。

檜森:筋肉痛にはなってないんですけど、緊張しすぎてご飯が喉を通らなくて…。

――えー、本当ですか! 空腹であの激しいライブをやったんですね!?

檜森:はい。焼き鳥だけ食べて「ライブ頑張ろう!」と思ってやったんですけど、帰りの電車の中で貧血になりました(笑)。

――大丈夫だったんですか? フラッと倒れてみたいな???

檜森:いや、もうずっと寝てました。

――あぁ、倒れて救急車で運ばれて、というわけではなく?

檜森:それはないですけど、でも何かもう…。貧血でフラフラになりながら、Twitterに今日の感想を早く投稿したくてその日の思いをずっと書いてました(笑)。

――倒れちゃったってわけではないんですね。貧血はよくなるんですか?

檜森:緊張すると結構。緊張が解けた後になりますね。

――それはよくあるんですか?

檜森:結構大きなライブとか、そういう時にちょっと「ヤバイな」みたいな。でも、ならないようにちゃんと糖分を摂っておきます!

桜庭:それ鉄分じゃないの?

檜森:あ、鉄分か(笑)。

桜庭:糖分(笑)。鉄分摂った方がいい。

檜森:鉄分ね。ほうれん草とか。

――ですよね。糖分は脳を活性化させるんですよね。で、やっぱり体力はついてきました?

桜庭:どうだろう。でも最近25分30分とか結構長いライブも多いので、最初の頃よりは楽になった気はします。最後までバテないよう体力を維持しながら、ペース配分とかも考えてやるようになったので…。「ここで頑張りすぎちゃうとたぶん持たなくなっちゃう」とか。でも、決して手を抜くわけではないですが…。

――体力の使いどころをちゃんと見極めて、ということですね?

桜庭:そうですね。

――さすが経験値が高そうな方の発言ですね(笑)。

桜庭:そんなことないです(笑)。

――他にこの6カ月間で印象に残ってることとかありますか?

八木:生誕祭が9月に3回あったんですよ。ちなみにこの3人です(笑)。くるみの生誕が9月16日。で、かすみさんともっちゃんが9月24日に昼と夜でやったんです。それもすごい思い出になりましたね。3人一緒に告知したんですけど、「9月にまず、もっちゃんの生誕があります。そして、くるみの生誕があります。かすみさんの生誕もあります」って言ったら、お客さんの反応が「えー!3人も!?」みたいな(笑)。

――え? それはどういう反応なんですか?「やった!3人も嬉しい!」っていう感じなんですか? それとも「え?3人もいっぺんに?」って感じなんですか?

桜庭:何だろう?

八木:「びっくり!」みたいな感じなんですかね。

檜森:なかなかないと思うので。

――でも、ファンの方々は皆さんの誕生日は知ってますよね…。

八木:そうですね。ジーコンのことをあまり知らないお客さんとかが「え!3人も!?」みたいな感じの反応をしていて、面白かったです。

――ということは、その頃は初見のお客さんとかもどんどん増えてきたっていうことじゃないですか!

八木:そ、そうですかね~。

――そういうのは感じませんでしたか?

八木:見慣れない方が物販に来てくれると、こちらからは「初めまして」って言うんですけど、「何回か見たことあるよ」みたいなことを言ってくれる方が結構いて、「あ、見てくれてるんだ!」と思って…。そういうのは「嬉しいな」って思います。

檜森:チラシ配った時とかに「G-COMPLEx知ってますか?」って聞いたら、「知ってるよー!」みたいなことを言われて。「何回も見てるよ」とか言われることも増えて、すごく嬉しいですね。

――そのビラ配りっていうのは、どんな時にやられたんですか?

檜森:物販の時に会場で、です。

――他のファンも取り込もうと(笑)。

檜森:そうです(笑)。ゲットしようかな~、みたいな(笑)。

ダンスは3歳からやってました(八木)

――個人のことについても少しお聞きしたいんですが、まずは桜庭さんから。色々と調べてみたんですが、Flying Mermaidというグループでデビューされたんですよね?

桜庭:はい、そうです。

――それはどんなグループだったんですか?

桜庭:Flying Mermaidの時に作っていただいたオリジナル曲をN-FlavoRでも引き継いでるので、曲としては、同じではないですけど、似たようなダンサブルなユニットでした。最初5人でやってて、メンバーそれぞれダンスを習っていて、私もダンスの専門学校に通ってたりしていたので、結構経験者が集まったユニットでしたね。みんなそれまでアイドル活動は全くやってなかったんですけど、かなり踊れる子たちが集まってたので「ダンスすごい!」っていう反応をいただきました。

――今に通じるわけですよね。

桜庭:そうですね。通じますね。

――で、N-FlavoRはいろんなタイプの曲をやってましたよね。ハウスとかエレクトロとかのダンス系のものもあれば、ロックっぽいものもあったりとか。

桜庭:はい、基本はダンス系で。

――そこでリーダーをやられて、GIRLS4EVERとも兼任されていた、と。で、GIRLS4EVERが解散して、ジーコンに発展ということですよね。そうなった時に、もうN-FlavoRは兼任しなくなった、と。N-FlavoR自体は今も活動してるんですよね?

桜庭:はい。

――そもそも誰かに影響受けたとか、憧れてたとか、ありますか?

桜庭:安室奈美恵さんですね。ずっと好きです。

――続いて八木さんですが、群馬県出身ですよね?

八木:はい。

――自然の中で育ったとか???

八木:はい(笑)。実家が駅からめっちゃ遠くて、車じゃないと行けないし、バスが出てるんですけど本数少ないんですよ…。なので、なかなか実家に帰れないです(笑)。

――で、東京に出てこられて、ZiP☆CODEというグループに加入されました。それはオーディションか何かで?

八木:その事務所がやっていたダンスのワークショップみたいなのがあって、そこに参加しました。そこで「ZiP☆CODEやらないか?」って声が掛かって、加入しました。

――ワークショップに参加したのは、ダンスがしたかったって感じですか?それともアイドルになりたかった?

八木:もともと群馬でご当地アイドルやっていたんです。CoCoRo学園っていうんですけど。それをもう、何年…? 結構長いことやってたんですけど…。

――というと、じゃあ、スタートはもう小学生から?

八木:はい。小学校4年生からです。最初はバックダンサーみたいな感じで入って、中学生、高校生ぐらいから歌うようになって。で、東京でアイドル活動がやりたくて3~4年前ぐらに卒業して、東京に出てきてZiP☆CODE入ったっていう感じです。

――取材するにあたってZiP☆CODEの曲を聴いてみたんですけど、「校庭の鈴虫」って曲。あれ、めっちゃいいですね!

八木:あ、ありがとうございます。

――で、先日一時復活したんですよね?

八木:はい。自分の生誕祭でやりました。

――「校庭の鈴虫」はやったんですか?

八木:それは、やってないんですけど(笑)。

――やってないんですか…。で、小学4年生からアイドル活動を始めたということは、幼い頃からダンスとかやられてたんですか?

八木:ダンスは3歳からやってました。

――:そんな頃から!

八木:はい。兄が最初にダンスをやってて、そこで付いて行ってたらいつの間にかダンスやってたみたいな(笑)。

――3歳からというと、もうダンスエリートですね。

八木:いえいえ。

――その頃、どういうものを聴いていたんですか? 憧れていたものとかありました? ハロプロとか?

八木:ハロプロ好きでした。

――ハロプロだと、その頃は誰が好きでした?

八木:その頃は、辻ちゃん加護ちゃんが好きで。ミニモニ。が好きでした。

――ミニモニ。の影響力は大きいですね~。

八木:そうですね。

――お待たせしました。檜森さん。

檜森:はい。

――北海道で活動されてたんですよね? 地元のアイドルとか???

檜森:アイドルは7歳からなんですけど、芸能活動は3歳からやってました。3歳から日本舞踊をやってて、で、5歳で札幌のアクターズスクールに入って…。そこで、Jewel Kissというグループが結成されて、そのメンバーになりました。で、Jewl Kissが解散になってしまって、でも私はまだアイドルがやりたくて。北海道だと活動範囲も限られてしまうので、アイドルをやるために家族で東京に移住してきました。

――その頃はまだ幼かったんですよね?

檜森:中学三年生でした。

――WHY@DOLLさんとは北海道時代に交流があったんですよね?

檜森:はい。WHY@DOLLさんが4人だった頃から。

――バンドやられてた時ですよね。

檜森:そうですそうです! その頃、一緒にツーマンとかもよくやらせていただいて…。コラボさせていただいたりとかしてました。

――先日ジーコンとしてもツーマンをやられましたよね?

檜森:はい、やらせていただいて。最近対バンで一緒になる機会も増えてすごい嬉しいです。

――で、東京に出ていらっしゃってからはもう、すぐジーコンに?じゃないですよね?

檜森:いや、東京に来てから違うグループで活動してて、その後、今に至るって感じです。

――違うグループっていうのは?

檜森:北風インパクトってグループで活動してました。

――あぁ、観たことあります。

檜森:本当ですか!結構ライブ多かったんで。

――そこにいらっしゃったんですね。

檜森:はい。そこでやってました。

ずっと演歌が好きで、スクールの時も演歌を歌ったりしていました(檜森)

――G-COMPLExはファンクやディスコに特化してやってるじゃないですか。皆さんはそういう音楽には馴染みがありましたか?

桜庭:私はファンクとかすごい好きでした。ダンスを習っていた時もpunkingとかsoulとか、そういうスタイルがすごい好きだったので…。「わ~!好き~!!」って思いました。

――安室奈美恵さんに憧れて、そういうダンスにも馴染みがあった、と聞くとそういう感じはしますよね。具体的にどんなものを聴いていましたか? 例えば、洋楽とか聴いてました?

桜庭:特に好きなアーティストがいるってわけじゃないんですけど、ダンスのレッスンで先生が選んだ曲とかは、たいてい洋楽なので、それを聴いてました。で、ビートに乗って「ああ、気持ちいい」ってなってました(笑)。

――じゃあ、そういう“横揺れ”には馴染んでいたわけですね。先生がレッスンで使用された曲で覚えてるものとかありますか?

桜庭:覚えてるもの…。

――例えば、ブルーノ・マーズで踊ったりとか、ジャネット・ジャクソンだったりとか…。

桜庭:ありました、ありました。はい。ジャネット・ジャクソンとか、マイケル・ジャクソンとか。lockとかをマイケル・ジャクソンでやったりとかしてました。

――じゃあ、そういうのは“浴びて”いたわけですね?

桜庭:浴びてました(笑)、はい。

――お二人はいかがですか?

八木:私も、王道アイドル系はあまり得意じゃないので、ジーコンで歌う曲はすごいしっくりくるというか。やってても「自分はこういう曲の方が向いてるんだな」って感じますね。

――3歳からダンスをやられていたわけですが、最初はやっぱりキラキラなアイドル系のものもやられてたんじゃないですか?

八木:いや、そうでもないです。ヒップホップを3歳からやっていて。あとバレエも。

――すごいですね。

八木:なのでアイドルっていうよりはダンス系だったかなぁ。ダンスが本当に好きで、結構コンテストとかも出てたりしたんですよ。

――その頃はダンサーになろうって思ってたんですか?

八木:そうですね。その時からアイドルとダンス両方やってて。でも、どちらかと言えばその時はダンスがメインでしたね。歌って踊れるアーティストになりたかったので…。そうですね、アイドル系の曲よりは、やっぱりそういう今みたいな曲の方が好きですね。

――なるほど。そういう意味では、楽曲的にも今はすごくいい環境で活動できているわけですね?

八木:はい。

――檜森さんはいかがですか?

檜森:前のグループがロック系だったんですが、格好いい系とかセクシー系とかがちょっと苦手で。とはいえ、自分が王道アイドル系ってわけじゃないんですけど(笑)、そういう曲がちょっと苦手だったので…。でも、ジーコンに入ってセクシーさがちょっと増えたかな、って自分で思います(笑)。自分は和楽器バンドさんとか和風な感じのものが好きで。演歌とかもよく聴いてます。もともと大衆演劇が好きなんですよ。

――大衆演劇ですか!珍しいですね!

檜森:はい。あと、おばあちゃんが日本舞踊をやってて。私もそういうのが好きで。

――演歌だったら誰を?

檜森:坂本冬美さんとか。「夜桜お七」が好きで。あと、早乙女太一さんが昔から好きだったんですよ。そういう影響でずっと演歌が好きで、スクールの時も演歌を歌ったりしていました。

――その大衆演劇を観ていたのって札幌で???

檜森:東京に来てから観に行ったりしてました。最近は行ってないんですけど、以前はよく行ってました。浅草とかに。

八木:もっちゃんの歌う演歌聴きたい!(笑)

――どうですか? 次の生誕で演歌を!

檜森:そうですね。次の生誕でやろうかな。ちょっと扇子持ってやります(笑)。

八木:じゃあ紙吹雪やるんで(笑)。

――いいですね(笑)。でも、そればっかり聴いてたわけではないですよね?

檜森:そうですね。あとはAAAさんとか聴いたりしてました。

――そういう意味では、ファンクというのはどうですか?ご自分の中にありました?そういう要素は。

檜森:全然なくて。演歌とかそういう曲しか聴いてなかったんで。ファンクは「激しいな」みたいなのが第一の感想というか。私にできるのか不安だったんですけど、意外と馴染めてるかな、って思います。

――演歌とか日本舞踊とか、そっちの方向に向かおうと思ったりはしなかったんですか?

檜森:最初は思ってたんですけど、北海道でアイドルやってた時に「やっぱりアイドルいいな」って思って…。「アイドルが一番自分に向いてるのかな」って。「笑顔と元気を届けるような存在になりたい」ってずっと思ってたので、アイドルはいいお仕事だなって思います。

――でも、そうした和のテイストは、チャンスがあればジーコンにも持ちこみたいですね。

檜森:ちょっとファンクと合わせると格好いいかな、みたいな(笑)。

――海外だとウケますよ。でも意外ですね。で、今のアイドルシーンにはファンクをやってるグループがだんだん出てきていますよね。

桜庭:フィロソフィーのダンスさんとか有名ですよね。

――ですよね。あと、ある意味妹分になるんだと思いますが、同じく筑田浩志さんプロデュースの九州女子翼もそうですし。あと、いわば筑田さんの師匠の松井寛さんがやっていた東京女子流とかもそうだと思います。そういうグループと皆さんとの違いみたいなのって何かありますか?

一同:違い…。難しい…。

――そういう人たちにはなくて、私たちにはあるみたいな。例えばそういったファンク系のグループと対バンライブに出る時、皆さんは何を武器にして戦おうと思いますか?

一同:なんだろう。難しい。

桜庭:九州女子翼さんとかは、若さというかパワフルさみたいなものがありますよね。ダンスとかもすごいですし、激しい感じとか、ハジけてる感じとかがあって…。逆に私たちはちょっと大人。九州女子翼さんよりは年上なので、大人な感じを見せられたらいいかなと思いますね。

――そうですよね。まあ、九州女子翼は20歳になったメンバーもいたりするので、檜森さんより上だったりもするんですけど、まだ高校生になったばかりのメンバーもいて、やはり若くてフレッシュなイメージがありますよね。でも皆さんの場合は、何かセクシーさというか妖艶さみたいなのとか、そうしたものを感じます。ダンスも大人っぽさやセクシーさを意識したものになってるのかなという感じはします。檜森さんは「セクシーになった」んですもんね?

檜森:ちょっとだけ(笑)。

――(笑)。例えばフィロソフィーのダンスさんとか気になります?

八木:そうですね。すごいので。目標ですね。

――まだ対バンなどで一緒になったことはないですか?

八木:ないです。

檜森:少しでも近づけたらなって思います。

桜庭:いつか対バンしたいですね。

「これは何だ?」っていう結論で、ずっとそのままです(笑)(檜森)

――では、楽曲についてお伺いいたします。まずは「G to G」。この曲はかなり濃いファンクですよね。

桜庭:はい。「G to G」はスピード感が感じられる曲かなって思いますね。ミュージックビデオもあるんですが、その映像も車で都内を駆け抜けていく映像が使われていたりして、よりスピード感が感じられるので、併せて見ていただきたいですね。自分たちにとっても自信のあるオリジナル曲だなって思います。

――やはり“筑田節”をすごい感じますよね。そんな中でも「シュビドゥ ドゥビドゥ ドゥビドゥバ」というスキャットがすごい特徴的というか。あそこがやはり印象に残りますよね。

桜庭:そうですね。印象に残ります。

――そこがまた大人っぽいというか、濃いというか…。曲全体も、いわゆる80年代90年代風のディスコファンクで、ちょっとバブリーな雰囲気も漂っています。皆さんから見てどうですか?

桜庭:逆に新しい感じがします。「シュビドゥ ドゥビドゥ」というのも、あんまり他の曲とかはでない感じなので面白いなって思いました。

――18歳から見てどうですか?「シュビドゥ ドゥビドゥ ドゥビドゥバ」って。

檜森:聞いたことない言葉で…。「そこ、何だろう?」みたいな。意味を考えたんですが、ちょっと「何かな?」みたいになりました。

――どういう結論が出たんですか?

檜森:いや、「これは何だ?」っていう結論で、ずっとそのままです(笑)。

――それこそWHY@DOLLさんにも「恋はシュビドゥビドゥバ!」という曲があって、それなんかもっとレトロで、より爽やかな感じなんですが、ジーコンの場合はちょっと濃いですよね。「イナタい」って言い方があるんですが、「洗練されてない」「田舎っぽい」っていう意味で、それはファンクとかブルースとかだと褒め言葉で、「すごい味のある」というニュアンスなんですが…。皆さんのスキャットは、そんな感じがあります。

桜庭:はい。

――あのスキャットはどんな気持ちで歌ってるんですか?

八木:曲中に2回あるんですけど、最初の「シュビドゥ ドゥビドゥ ドゥビドゥバ」は「セクシーに」って言われました。

――それは筑田さんから?

八木:筑田さんかな?

桜庭:うん、そう。

八木:そう言われて。あと、2回目の「シュビドゥ ドゥビドゥ ドゥビドゥバ」は「怒った感じで言って」って言われたので、それは意識して歌ってます。

――なるほど、怒ってるわけですね(笑)。

八木:そんな感じですね。まあ、何か色んな捉え方があると思います。「シュビドゥ ドゥビドゥ ドゥビドゥバ」は。好きなように捉えていただければ(笑)。

桜庭:私が歌ってるところは「さぁ シュビドゥ ドゥビドゥ~」っていう風に、「さぁ」からの「シュビドゥ ドゥビドゥ~」なので、「さぁ、これから始まるよ」みたいな、そういう意味も込めて歌ってます。で、くるみのパートは「でも シュビドゥ ドゥビドゥ~」なので、またちょっと違うんじゃないかなって思いますね。

――あぁ、なるほど。

檜森:私は「やっぱ シュビドゥ ドゥビドゥ~」です。

桜庭:また違うので。

八木:全員捉え方が違います。

――スキャットっていうのは具体的な意味を持つ言葉ではなくて、あくまで“音”ですので、ある意味そこに聞き手がそれぞれの言葉を入るわけですよね。さっき言われたような「怒り」とか「始まり」に限ったわけではなくて、別の解釈もできるわけですね。何か「高揚感」のようなものなのかもしれないですし…。なるほど。で、今出てるオリジナル曲で音源になってるのはもう1曲、「Party Nightは手をあげて」がありますね。

檜森:これはすごい楽しめる曲って感じです。お客さんも私たちも一緒に楽しめる曲ですね。

桜庭:サビなどで手を振るフリがメインになっていて、あと「wow wow」って声を出してもらったりとか…。この曲を知らない人が観ても、一緒に手を振ってもらったりして、みんなで盛り上がれる曲になってるので、それで一つになれるっていうか…。

八木:頭に残ります。他のアイドルさんとかも、(手を振りながら)「この曲いいね」みたいな感じで結構言われるので(笑)。

――あぁ、そういうキャッチーな振りがあるといいですよね。振りをしながら「この曲いいね」って言えるので。

八木:はい。

――「G to G」がファンクの核になる“濃い”部分を出してるのに対し、この曲はちょっとウキウキ感のようなものがあって、間口の広いポップ感もあって、対照的ですよね。で、それ以外にも「CUTIE CUTIE PIE」という曲がありますよね。これはいかがですか?

桜庭:これは二つとはまた違った感じの…

八木:ちょっとセクシーで…。

檜森:歌詞もすごい可愛らしい感じで、女の子女の子してるような感じなので。「初めまして」って感じです(笑)。

――「初めまして」???

檜森:私たちにとっては「初めまして」みたいな。

――あぁ、そういう意味で。

桜庭:歌詞がちょっと恋愛っぽいよね。

――なるほど。GALETTeの曲とかオリジナル曲とか色々歌われてますけど、その中でも皆さんにとって新しいというか…。ビートはもう本当にバキバキなんですけど、ちょっと愛らしいというか、ラブリーな雰囲気も漂っています。

一同:そうですね。

――サビではタイトルを連呼して、

檜森:はい。

八木:「CUTIE PIE CUTIE PIE~♪」(笑)。

――あと、さらなる新曲「Virgin Snow」が27日にお披露目されるとのことで。

八木:はい。すごいいい曲です!

――どういい曲なんですか???

八木:聴いた瞬間、もうすごい頭に残ります!

檜森:すぐに好きになりました。

八木:何か乙女心というか、これも「CUTIE CUTIE PIE」にちょっと似た系統なのかなって思います。

桜庭:ゴスペルの要素も入ってるんで、他の曲とは違う印象になると思います。

――また一歩新しいところに踏み出した感があって、メロディや音像にはちょっと“リゾートっぽさ”を感じさせるものがありますよね。

一同:はい。

――で、GALETTeの曲もこれまでに7~8曲ぐらい歌ってますよね?

桜庭:そうですね。7曲?8曲?ぐらいですね。

――どうですか? GALETTeの曲を歌ってみて。難しいですか?

八木:難しい曲もあります。

――どれが難しいですか?

八木:自分は「G」が難しいです。音程の取り方とかが難しいですね。

――筑田さんの曲は難しいですもんね。どうですか?他の方は。

檜森:「G」も私は難しいなと思うんですけど、「至上の愛」とかもすごい難しいなって思いました。

マネージャー:それは伊秩(弘将)さんの曲ね。今、伊秩さん主催のライブに月一ぐらいで出させていただいて、そこで披露したことがあるんですよ。

――伊秩さんが書かれたGALETTeの曲ですよね。

桜庭:はい。バラード曲で、雰囲気がガラッと変わるので難しいです。

檜森:それまでジーコンではバラードをやったことがなくて…。すごい静かな中で感情を込めて歌うので、難しかったです。

――感情を込めてこれを歌い上げる。感情をバーッと発露するわけじゃないですか。演歌を聴いたり歌ったりしてると、それがこの曲に活かされるんじゃないですか?(笑)

檜森:切ない表情がいいですって言われました…(笑)。

――活きてるかもしれないですね(笑)。いいじゃないですか!

檜森:もっと気持ちを伝えられるようになりたいなって、それを歌って思いました。

――桜庭さんはいかがですか?

桜庭:筑田さんの曲、私は割と歌いやすくて。逆に伊秩さん作曲の「Brand-New Style」っていう曲は、サビに入る前にすごい高音があるんですけど、そこがなかなか上手く出ない時があって。ライブでやる時は緊張します(笑)。

――GALETTeの曲で「Let’s Get Loud」もやられてるじゃないですか。あれはいかがですか?

八木:あれは結構盛り上がる!

桜庭:あ、あの曲が一番難しいかも。

――難しいですか。

檜森:難しいです。

桜庭:早口の歌詞があるので舌が回らなくて、最初すごい苦戦しました。

――あのリズムがファンクとはまたちょっと違って、ラテンなんですよね。

桜庭:そうですよね。

――あれはブラジルのアシェーという音楽を意識したものですよね。なので、やっぱりちょっとノリが独特というか、ファンクとまた違います。

桜庭:違いますね。

八木:この曲は夏に盛り上がりますね。

――ですよね。タオル曲でしたよね?

八木:タオル曲です。

1周年のワンマンライブを新宿BLAZEでやらせてもらえるのは、すごくありがたいチャンスだと思っています(桜庭)

――10月27日「筑田浩志トリビュートライブ in Tokyo」がいよいよ開催されます。GALETTeを継承してる皆さんは、筑田さんゆかりのアーティストたちが出演するこのライブでも、もしかしたら一番重要な役割を負っているんじゃないですか?

檜森:今から緊張しちゃうじゃないですか(笑)。

――アハハ。貧血にならないように(笑)。

檜森:(笑)。この機会に他の出演者のファンの方にも好きになってもらえるようなライブをしたいですね。

八木:新曲のお披露目もありますし、筑田さんがいらっしゃるっていうのもありますし、すごい楽しみですね。このお話をいただいた時から楽しみだったんですよ。もちろん緊張もするんですけど、やっぱり楽しんでいきたいなって思います。でも、その日はGALETTeの元メンバーが二人いるんですよね。古森結衣さんと村山しほりさん。

――そうか。本家の前で!

桜庭:そうなんですよ。プレッシャーもあるんですよね。

檜森:全て背負って、背負って背負って!

――もっと緊張させるなら(笑)、おそらく古森さんと村山さんが出演されるので、もしかしたらGALETTeをカバーすることに否定的でジーコンを敢えて観なかった、思い入れの強いお客さんも来るかもしれないですよ。そういう人たちを納得させないとといけないわけですよ。

桜庭:いいきっかけになればいいかなって思います。

――ある意味、そこで皆さんの力が発揮されるわけですよね。

桜庭:試される…。

――いい機会じゃないですか。

桜庭:そうですよね。

――改めて意気込みをおっしゃっていただけますか?

八木:やはり筑田さんのトリビュートライブで初めてジーコンを見るっていう方もいっぱいいると思うので、その人たちの心を掴めるように。ジーコンを好きになってもらって、その後も観に来てもらえるような、次に繋げられるようなライブにしたいなって思います。

檜森:素晴らしいフェスですし、初めての方にジーコンを好きになってもらえるいい機会なので、私たちもいいパフォーマンスをして虜にしたいなって思います。なので、その日新曲も初披露しますし、色んなことを背負いながらも、楽しんでいきたいなって思います。

――セクシーなパフォーマンスで(笑)。

檜森:セクシーに、はい(笑)。

桜庭:本家のGALETTeさんにいた古森さんや村山さんのファンの方が初めてジーコンを見てくれる機会になると思うので、初めて見てくださる方にも、いつも来てくださるジーコンのファンの方にも、改めて「やっぱりジーコンいいな」って思ってもらえるように頑張りたいです。来年のワンマンに向けていいきっかけになるように、たくさんの人に見てもらって充実した時間になるように…。

――最後に一つ。来年4月15日に新宿BLAZEでワンマンがあります。かなり気合いも入っておられるように思いますが…。まあ、まだだいぶ先と言えば先ですけど、たぶんすぐ来ちゃうと思うんですよね。

八木:そうですね。

――そこに対する意気込みはいかがですか? この機会に宣伝しておきましょうよ。

八木:やっぱり新宿BLAZEってすごい大きな会場なので、たくさんの人にジーコンを観に来てもらいたいなって思います。「もう6カ月しかない」っていう気持ちで、今もいっぱい宣伝しているので…。1stワンマンと比べても、パフォーマンスも進化したなと思ってもらいたいですし、このワンマンを成功させて、次はもっと大きな会場でっていう風に繋げていきたいので、4月15日に向けて一生懸命練習を頑張りたいです。

檜森:1stワンマンが150人だったので、その何倍もあります。今からもっともっと頑張っていかなきゃいけないですし、パフォーマンス力をどんどん上げて、「ジーコンすごいな」って思わせたいです。ワンマンに向けて、遠征もそうですし、色んなところでどんどんやって、「ジーコンのワンマン、絶対行きたい!」って思ってもらえるように今から頑張っていきたいと思ってます。で、その日はジーコン結成1周年というすごい大切な日なので、本当に色んな方に来ていただきたいです。

桜庭:1周年のワンマンライブを新宿BLAZEでやらせてもらえるのは、すごくありがたいチャンスだと思っています。今、ジーコン結成からまだ半年で、1回目のワンマンライブは約150人の動員だったので、それから計算すると結成1年でBLAZEでワンマンっていうのは、このままのペースだといっぱいにはならないと思います。なので、そのために、今回の筑田さんのフェスとかもそうですし、その他のライブもそうですけど、そういうきっかけをうまく使ってたくさんの方にジーコンを知ってもらって、たくさんの方に1周年のワンマンライブに来てもらえるように、これから精進していきたいなと思っています。

(取材・文:石川真男)

G-COMPLEx 商品情報

1st シングル好評発売中!!
G to G
品番:RVM-0009
価格:¥1,000(税込)

G-COMPLEx ライブ情報

2018年10月27日(土)
筑田 浩志 トリビュートライブ in Tokyo
会場:Space emo 池袋
時間:開場16:00/開演16:30
料金:前売り:2,800円(別途1ドリンク600円)
   ※前売り券は完売しました。
   当日:3,300円(別途1ドリンク600円)
出演: G-COMPLEx /IsTaR / 九州女子翼 / くるーず~CRUiSE!~ / Mi☆nA / 村山しほり  (順不同)
MC 古森結衣 ゲスト筑田 浩志

2018年10月28日(日)
九州女子翼×G-COMPLEx 2MANライブ
会場:Space emo 池袋
時間:開場16:00/開演16:30
料金:1,500円(別途1ドリンク600円)
2,000円(別途1ドリンク600円)
出演:九州女子翼 / G-COMPLEx

2019年4月15日(月)
古森結衣プロデュース
G-COMPLEx2nd.ワンマンライブ

~2019G魂祭 何かが起こる??春の陣~
supported by JOYSOUND
会場:SHINJUKU BLAZE
時間:OP18:00 ST19:00
料金:3000円+D代前売り
3500円+D代前売り
出演:G-COMPLEx

ファミリーマートのファミポートを使用した
チケットペイでの予約購入はこちらから
イベントコード F6ddad0006f
https://www.ticketpay.jp/booking/?event_id=17545

G-COMPLEx プロフィール

G-COMPLEx(ジーコンプレックス)は、桜庭かすみ、八木くるみ、Yu-Ka、檜森ももかの4人で構成されるガールズダンスヴォーカルユニット。ガールズファンクの草分けとも言えるGALETTeの楽曲を数多く手掛けた筑田浩志氏を音楽プロデューサーに迎え、GALETTe、GIRLS4EVERといったガールズファンクのDNAを継承する。その心地よいスピード感と疾走感を感じさせるファンキーでグルービングなサウンドは、大門弥生が振り付けを手掛けるセクシー&クールなダンスと相まって観るものを魅了する。
来年4月15日元GALETTeの古森結衣プロデュースによる新宿BLAZEでのワンマンライブも決定しています!

メンバー プロフィール

桜庭かすみ
twitter:@gcom_kasumi
生年月日:1994年9月4日
出身地:神奈川県
血液型:B型
身長:154cm

八木くるみ
twitter:@gcom_kurumi
生年月日:1996年9月4日
出身地:群馬県
血液型:AB型
身長:155cm

Yu-ka
twitter:@gcom_yu_ka
生年月日:1996年8月18日
出身地:大阪府
血液型:A型
身長:156cm
※腰痛のため現在活動休止中

檜森ももか (ひもりももか)
twitter:@gcom_mocchan
生年月日:2000年9月12日
出身地:北海道
血液型:AB型
身長:164cm


公式サイト
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公式ツイッター
@gcomplex18